第5回さくら植樹会 大丹波地区の里山に25本 

地域貢献活動を展開している「多摩さくら百年物語フォーラム」(斎藤耕一会長)の第5回サクラ植樹祭が7日、奥多摩町大丹波地区の里山で行われ、約60人の会員らがカスミザクラやオオヤマザクラなど3品種の苗木計25本を植えた。
  地元の奥多摩大丹波自治会(須崎孝一会長)の全面協力で実現した。須崎会長は「『花の里作り事業』を進める地元にとって意義深い取り組みだ。時折足を運んで生育状況を見守っていってほしい」とあいさつした。

  須崎会長、河村文夫町長らによる記念植樹の後、会員たちが日当たりの良い斜面にスコップで穴を掘り、それぞれの思いを込めて高さ2〜3メートルの幼木を丁寧に植え込んでいた。
  生後40日という娘の那奈ちゃんの誕生記念に植樹した府中市の会社員小田切広一さん(37)、弥生さん(37)夫妻は「娘の成長と共に3年後の開花が待ち遠しい」と幸せそうにほほ笑んだ。今月に定年を迎えるという立川市の小川猛さん(63)は「これからは、こうした活動で社会に貢献していきたい」と話した。

  集合会場の大丹波川国際虹鱒(ます)釣場では、地元の女性7人が「シカ汁」「ニジマスの塩焼き」「赤飯」「刺し身コンニャク」の4品を昼食として会員らに振る舞った。奥多摩町の須崎正子さん(64)は「おいしいの一言で、一気に疲れが吹き飛びました」と笑顔で話していた。

 

写真=記念植樹する須崎会長(右)と河村町長(中央)ら(奥多摩町大丹波地区の里山で)

   
 (3/8・読売新聞多摩版記事より転載 )