国分寺の自然と歴史満喫 遊学塾に70人が参加

読売新聞立川支局と多摩さくら百年物語フォーラムによる遊学塾「秋と歴史の国分寺」が7日、国分寺市内で開かれ、午前と午後の部で計約70人が参加した。参加者たちは太陽が照りつける秋晴れの中、ナチュラリストの大谷和彦さん(60)の案内で、JR西国分寺駅周辺で約2時間半の散策を楽しんだ。

  今回のコースは、駅の近くでありながら、自然が意外なほど豊か。都立武蔵国分寺公園では、大谷さんがクヌギやエノキなどの樹木について解説し、「木の種類を確認してすぐに通り過ぎるのではなく、良く見てから名前を覚えることが大事」と話した。参加者たちは、1本1本の木を見上げては葉っぱや幹などを丁寧に観察し、「同じ木でも色づき具合が違うのはなぜですか」などと活発に質問も行っていた。

  また、お鷹の道・真姿の池湧水(ゆうすい)群でせせらぎを眺めたり、武蔵国分寺跡資料館で国分寺の歴史を学んだりした。

  参加した八王子市横川町の無職浅野尚男さん(92)は、「ガイドが分かりやすく、木の名前をたくさん覚えた。西国分寺には初めて来たが、また来て豊かな自然を油絵に描きたい」と満足した様子だった。

写真=大谷さんの樹木に関する説明に聴き入る参加者たち(国分寺市・都立武蔵国分寺公園で)

   
 (11/8・読売新聞多摩版記事より転載 )