日野の里山で下草刈り体験

 読売新聞立川支局と多摩さくら百年物語フォーラムによる遊学塾「倉沢里山で作業体験」が19日、日野市内で開かれた。約15人の参加者は里山を管理する「倉沢里山を愛する会」の会員と一緒に、雑木林の下草刈りを行い写、里山の維持管理の一端を体験した。

  同会は市の東南部に位置する倉沢里山の雑木林などが失われるのを防ごうと活動している。2004年には、市が所有する緑地管理についての協定を市と結び、約2・8ヘクタールの緑地の下草刈りなどを行っているほか、市民農園を運営している。峰岸純夫会長(76)は「歴史と自然が好きで、里山を大事にするため活動している」と話す。

  参加者は、クヌギ、クリなどからなる里山の雑木林で、カマを手に草刈りや落ち枝を拾う作業に汗を流した。雑木林の中は、ややひんやりしていたものの約30分の作業後には、汗びっしょりの人も。自然への興味から参加したという府中西高3年、大久保佑馬さん(17)(八王子市)は、「下草刈りという言葉は知っていても、実際にやったことはなかった。手が疲れました」と話していた。この後、同会の会員が調理したミネストローネを味わった。

  また、作業体験に先立ち、参加者は京王線百草園駅から倉沢里山まで散策。峰岸会長と妻の立枝さん(76)が、京王百草園周辺にあったとされる真慈悲寺、庚申塔など地域の歴史について解説した。



   
 (7/20・読売新聞多摩版記事より転載 )