多摩川とらえた写真展、立川で開幕 表彰式や写真教室も

多摩・大地と水の詩

 地域貢献活動を展開する「多摩さくら百年物語フォーラム」と読売新聞立川支局が主催する「多摩 大地と水の詩―多摩さくら百年物語フォーラム写真展―」が17日、JR立川駅北口の立川タカシマヤ8階特設会場で開幕した。ふるさと多摩の魅力を感じさせる力作は、訪れる人たちを魅了している。

 展示されているのは、同フォーラムが募集した第1回「多摩川写真コンテスト」の応募作品のうち500点。四季の風景や自然の営み、川遊びの情景など多摩川流域を様々な角度、感性で切り取った作品が並ぶ。子どもたちの笑顔やお年寄りのほほ笑み、躍動感ある動き、自然が見せる一瞬の輝きなど、見る人に語りかけるような作品と、500点というその数に、会場では「これだけ並ぶと圧倒される」「多摩川の記録としての価値がある」などの声が聞かれた。

 写真を趣味にしている八王子市大和田町のパート、成迫四郎さん(68)は「作品を見ていると意欲がわいてくる。近所にこんな素晴らしい場所がたくさんあることに気づかされた」と感心していた。

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 この日は、午後1時半から会場で、コンテストの表彰式が行われ、同フォーラムの斎藤耕一会長から入選者に、賞状と副賞が贈られた。

 河原でお弁当を広げる夫婦の写真で「自然の部」1席になった伊東繁雄さん(57)は、「軽い気持ちで撮影した写真だったので、受賞には本当に驚いている。これからも多摩川の風景を撮り続けたい」と笑顔で話した。

 桜並木を撮影している電動車いすの男性を撮り「スナップの部」1席の永原正治さん(85)は、「写真に定年はない。この受賞を励みにし、カメラ片手に多摩地区の各地を駆け回りたい」と意欲をかき立てていた。
 コンテストの審査委員長を務めた写真家の玉木雄介さんは、「写真を見ていると、多摩川流域の写真物語という感じがする。レベルの高い作品がそろっている」と総評した。

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 続いて開かれた写真教室では、玉木さんが講師役となり参加者と会場を回りながら入選作品一つ一つを講評し、「写真を撮るうえで大切なのは、視点をはっきりさせること」などとアドバイス。写真記者の経験を交えながら、対象の選定方法やタイトルのつけ方、プライバシーの問題などを幅広く解説した。

 東久留米市八幡町の無職、雨宮一男さん(63)は「実物の写真を用いての説明はとても分かりやすかった。写真を撮るうえでのポイントが理解できた」と話していた。

 18日は会場で、「多摩川源流の魅力を語る」と題した多摩川源流研究所・中村文明所長の講演会が開かれる。午後2時から。

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 写真展は22日まで。午前10時〜午後8時(22日は午後5時まで)。入場無料。問い合わせは同フォーラム事務局((電)042・524・0439)へ。

 

 

(8/18・読売新聞多摩版記事より転載 )