読売新聞立川支局と多摩さくら百年物語フォーラムによる遊学塾「晩秋の永山丘陵」が14日、青梅市で開かれた。あいにくの雨にもかかわらず、34人の参加者が集まり、落ち葉を踏みしめながら約7キロのコースを散策した。
参加者は、大多摩観光連盟で20年近くのガイド歴がある砂川知栄子さん(69)らの案内で、JR青梅線の宮ノ平駅前を出発。空気の澄んだ林の中のハイキングコースを進み、住吉神社まで約3時間かけて歩いた。
砂川さんは、起伏のあるコースの所々で立ち止まり、参加者に青梅の歴史や草木を紹介。眼下に望む青梅街道は、江戸時代は青梅から木材や石灰、織物を江戸の街に送る産業道路だったことや、住吉神社の由来などを解説した。参加者は、十二面の角柱に方角を示す十二支が漢字で刻まれた市指定有形文化財「十二方角碑」も見学した。
夫婦で歩いた多摩市連光寺、主婦高田静枝さん(67)は「雨が降ったので参加するかどうか迷ったが、来て良かった。今度は、春の芽吹きの時期に来ようと思う」と笑顔だった。
写真=砂川さん(左から2人目)の解説に聞き入る参加者
|