川遊びで水辺環境学ぶ 八王子で「ガサガサ探検隊」 

 川遊びを通して環境の大切さを学ぶ「浅川ガサガサ探検隊」が29日、八王子市元本郷町の浅川で行われた。参加した親子約150人は、隊長を務める俳優の中本賢さんのアドバイスを受けながら魚取りや川下りを体験した。
  今年で4回目となるガサガサ探検隊は、同市や自治会、漁協などで組織する「八王子浅川子どもの水辺協議会」(高橋堅二会長)の主催。地域貢献活動を展開する「多摩さくら百年物語フォーラム」(斎藤耕一会長)が共催し、中本さん主宰の多摩川クラブが協力した。

  参加したのは市立第一、第十小学校の4年生を中心にした児童約80人と父母ら約70人。児童たちは6月下旬、中本さんの特別授業を受け、事前に川の役割や生息する動植物を学び、この日の本番を楽しみにしていた。
  事故防止のライフジャケットを着用した子どもたちは、中本さんから魚取りのコツを教えてもらった後、川の中へ。水草が茂る「ガサガサ」と呼ばれる川べりで、親子が足を小刻みに動かして魚を追い出し、タモ網の中を真剣な表情でのぞき込んだ。魚や水生生物が取れるたびに「いたよ」「ほら捕まえた」と、あちこちで歓声が上がった。
  この日捕まえた魚や生き物は19種1226匹。昨年よりは種類が減ったが、絶滅が危惧(きぐ)されているジュズカケハゼやホトケドジョウが確認された。児童には記録として、習性や生態をまとめた魚カードを贈り、希少種は川に放した。

写真=中本賢さんの指導に聞き入る参加者(午前10時34分、八王子市元本郷町の浅川で)

   
 (7/31・読売新聞多摩版記事より転載 )