孫の成長と共に/思い出の場所で
地域貢献活動を行っている「多摩さくら百年物語フォーラム」(会長・斎藤耕一映画監督)の第4回植樹会が27日、昭島市のJR昭島駅北口近くの緑地帯で行われ、参加者が様々な思いを込めてヤマザクラ50本を植えた。JR青梅線沿いに位置した緑地帯を所有する昭和飛行機工業をはじめ、昭島市、JA東京植木の協力を得て実現した。
開会式で斎藤会長は「サクラが成長すれば、電車の通勤客たちも喜ぶと思う」とあいさつ。北川穣一昭島市長が、「これからも、心を和ませる緑を大切にしてほしい」と述べた。
斎藤会長、北川市長、八木順之昭和飛行機工業社長が記念植樹した後、抽選で選ばれた同フォーラム会員が、高さ約2メートルのヤマザクラを植え、苗木を囲んで家族やグループで記念撮影を行っていた。
今年で還暦を迎え、今夏、初孫の誕生も控えている国立市の大原光子さん(60)は、「孫の成長と共に、サクラの成長も見守りたい」と笑顔を見せた。父、夫、義兄が昭和飛行機工業に勤めていた昭島市の高堂谷弘子さん(78)は、「思い出の場所なのでいい記念になった。近所に住んでいるので、足しげく立ち寄りたい」と感慨深げだった。
また、奥多摩で採種したヤマザクラの苗木を会員が自宅に持ち帰り、1〜2年かけて育てる「苗木のホームステイ」も行われ、希望者には苗木が配られた。
同フォーラムは、多摩地域の読売グループ各社と地元企業・団体で組織しており、サクラ植樹のほか、一般参加の遊学塾などの事業を行っている。
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