全国で撮影、写真516点掲載

街路樹から、風変わりな花をつける樹木まで、街や公園などで身近で見ることができる樹木126種を紹介した「講談社ネイチャー図鑑 樹木」(講談社)が出版された。著者は、読売新聞多摩版に連載中の「旬の草花」の筆者の1人で、八王子自然友の会副会長の菱山忠三郎さん(70)。自身が全国を歩き回って撮りためた写真516点とともに、軽妙な表現で独自の視点で樹木を紹介する。菱山さんは「身近さをテーマに、樹木を選んだ。この本を片手に散策してほしい」と話している。
この本では、「春の樹木探訪」「威風堂々と立つ木」「街路樹に使われる木」など樹木を大きく七つに分類し、1〜3ページで1種の樹木を紹介している。ウメやモモ、サンシュユのように花と実を楽しめるものは両方の写真を、ミツバツツジやバラのように多くの種類があるものは、数種類の花の写真を掲載している。
解説文では、菱山さん自身の思い出や経験とともに、地域の民俗や風土と植物とのつながりも紹介されており、栽培する際のワンポイントアドバイスも添えられている。写真は多摩地区で撮影されたものも多く、撮影地点や撮影月日も記されている。ハイキングや散策を行う際の格好の植物ハンドブックとなる。定価1500円(税別)。 |