「遊学塾」早春の日野満喫 2月の遊学塾、67人散策 

 多摩丘陵からの眺望、百草園のウメ…

 「多摩さくら百年物語フォーラム」の2月の遊学塾「早春の日野・七生丘陵と京王百草園」が25日開かれた。午前の部と午後の部あわせて67人が参加し、多摩丘陵からの山々の眺望と観梅を楽しんだ。

 参加者は、まず京王線多摩動物公園駅前から京王百草園までのコースを約1時間かけて散策した。

 登山家の黒田誠さん(70)がガイド役を務め、七生丘陵から望む山並みや、住宅に囲まれた三角点公園(日野市百草)が、かつて三角測量に使った三角点があったことから名付けられたことなどを説明した。黒田さんは「丘陵からの展望や、里山の中に残る神社仏閣などの歴史も魅力です」と話していた。

 京王百草園では同園副所長の矢島誠二さん(56)らが参加者を案内した。同園の約2万6000平方メートルの敷地内には約80種、800本のウメが植えられ、見ごろを迎えている。

 参加者は園内を散策しながら、白とピンクの花びらが一つの花の中にあるオモイノママ、赤みの強い花びらが特徴のベニチドリなどの特徴を学んだ。また、矢島さんが、日本庭園としての雰囲気を高めるため、園内の垣根は職員がモウソウ竹で手作りしていることを説明すると、感心した様子でうなずいていた。

  多摩市永山の境基始江さん(59)は「多摩市に引っ越して2年ぐらい。里山散策のルートを探しているところだったので、参考になりました」と満足そうだった。
   
 (2/26・読売新聞多摩版記事より転載 )