地域貢献活動を展開する「多摩さくら百年物語フォーラム」(会長・斎藤耕一映画監督)は9日、奥多摩町氷川の東京農業大学演習林で、「森の自然観察会」を開いた。 体験型セミナー「多摩さくら遊学塾」の第4弾で34人が参加し、演習林内を散策しながら植物の特性やシカの食害の実態などについて解説を受けた。
今回のガイドは同大森林総合科学科の菅原泉助教授。同助教授は、シカよけの網を張った場所と、張ってない場所の下草の生え具合を比較して、シカの食害のすさまじさを紹介。「下草がなくなることで土が流されやすくなるなどの弊害が出る。シカの数量調整が大切」などと話した。
また、樹齢約250年のツガなど、演習林内の植物の特性を丁寧に解説した。
参加者からは「シカの食害は新聞などで知っていたが、これほどまでとは思わなかった」などという声があがっていた。
(7/10・読売新聞多摩版記事より転載
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