「桜いろいろ」参加者とさくら

 「桜いろいろ」 「多摩さくら百年物語フォーラム」は9日、八王子市廿里町の多摩森林科学園でセミナー「桜いろいろ」を開いた。今月から同フォーラムが始めた自然や環境を体験を通して学ぶ「多摩さくら遊学塾」の第1弾で計220人が参加し、様々な形や色の桜を楽しんだり、解説に耳を傾けた。

 

 

 同園には全国から集められた1700本の桜が植えられている。同日はヤエザクラはまだ3分咲き程度だったが、ソメイヨシノなど一重の桜は満開。

 

 今回は、前・同園長の三輪雄四郎さんとナチュラリストの大谷和彦さんを講師に迎えた。午前の部と午後の部とも、三輪さんの解説を受ける班と大谷さんの解説を受ける班に分かれて行われた。

 

 

 三輪さんは、カンヒザクラは花が散るときに花びらが飛ぶのではなく、花ごと落下することなど、同園に植えられた桜の特性を説明。また、日本には400種類とも言われる多様な桜があるが、このうち自生種は9種類で残りは交配や突然変異で生まれたものであることど、様々なエピソードを披露した。

 

 

 


 一方、国立市で桜並木の保存活動をしている大谷さんは、同市内の花見でゴミ箱を撤去してゴミ量を減らすことに成功したことや、桜の根を踏みつけられないように小学生らの協力を得て周囲に花を植えたエピソードを紹介、桜を守る大切さを訴えた。また、鳥のさえずり、斜面に咲く花などに気付いては、足を止めて説明。自然全体を楽しむことで桜の魅力をより感じることが出来ると話した。

 * 6、7月開催の詳細は、さくら遊学塾スケジュール

   
 (4/13・読売新聞多摩版記事より転載 )