多摩さくら百年物語フォーラムと読売新聞立川支局による遊学塾「冬芽の不思議」が21日、国営昭和記念公園(立川、昭島市)で行われた。
あいにくの雨の中、参加した28人は、樹木に関する著述で知られる八王子自然友の会の菱山忠三郎さん(75)のガイドで園内を散策。葉が散った木々の枝を手元に寄せて花や葉の芽を眺め、寒さに耐えて春を待つ植物の力強さに驚いていた。
菱山さんは、エゴノキの芽が寒さで成長できなかった時のために、芽の下に副芽をつけることや、トチノキがすきま風による寒さや乾燥を防ぐために芽をべとべとした樹脂で覆うことなどを紹介。参加者に「植物は冬を越すために様々な工
夫をしている。地味だが、そんな姿が私たちに感動を与える」と語りかけた。
八王子市の山本義子さん(74)は「今まで植物の観賞というと花が咲いている時」ばかり。
冬にこんな見所があるなんて初めて知った」と話していた。
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