読売新聞創刊130周年記念  地域貢献顕彰事業

 

多摩さくら百年物語大賞 授賞式

     

 地域貢献活動を展開する「多摩さくら百年物語フォーラム」(会長・斎藤耕一映画監督)が創設した第1回「多摩さくら百年物語大賞」の 贈呈式が2005年5月19日 、立川市曙町の読売立川ビルで行われました。

 環境活動に優れた功績があった多摩地区の個人や団体を顕彰する同賞には、計16の応募があり、大賞にはJR国立駅前で桜並木の保存活動などをしているナチュラリスト、大谷和彦さん(56)(国分寺市)が、準大賞には水環境の調査や保全活動をしている「浅川流域市民フォーラム」(八王子市)と、奥多摩などで鳥の巣箱を設置している影山豊さん(80)(青梅市)が選ばれた。

 贈呈式で、斎藤会長は「桜の植樹にとどまらず、自然保護全般を考え、多摩川流域の自然、水質を守る活動を展開してる」と同フォーラムの活動趣旨と受賞者の選考理由を説明した。大賞の大谷さんには賞状とトロフィー、賞金30万円が、準大賞の「浅川流域市民フォーラム」の諏訪祥子事務局長(50)と影山さんには賞状とトロフィー、賞金10万が斎藤会長から手渡された。

 大賞の大谷さんは「活動を通じていろいろな人と出会ったことを思い出した。『いい街だね』と言われるような地域を作り、次の世代にバトンタッチしたい」と自然を次世代へ引き継ぐ活動に意欲を新たにしていた。

 準大賞の諏訪さんは「目に見えない地道な活動を続けてきたことが評価された。今後も『人が親しめる川』を残すために頑張っていきたい」、影山さんは「『頑張らずに自然体で』が長い間続けてこられた秘訣。言葉だけが踊りがちな自然保護を、若い人たちには実行に移してもらいたい」と自然保護活動への決意を語った。

多摩さくら百年物語大賞について

読売新聞創刊130周年を記念し、多摩圏に拠点を置く読売グループ各社は、2004年5月に地元有力企業や団体、有識者の方々と共に百年がかりで地域貢献活動を展開する任意団体「多摩さくら百年物語フォーラム」を設立しました。
 多摩川を再生し、サクラを植えて大地と人の心に花を咲かせ、多摩圏に住む400万人の人たちが、住んでいてよかったと感じる「美しく麗しい多摩」を創ることが、私共の強い想いです。
 活動のステージは、源流から河口まで138キロの多摩川。公益精神と人を称える文化を育むことが、活動を支える理念の柱です。

具体的には、多摩川を中心とした多摩川水系や遊休地などに希望者を募り、百年がかりでサクラを植える 「多摩さくら百年物語」 をシンボル事業に据え、多摩川源流域の森の再生や、河川敷のクリーン化、アユの産卵を手助けする川床の小石洗いなど幅広い活動を計画しています。
そして、こうした活動の一環として、この度、多摩川や秋川、淺川などの多摩川水系を舞台に各分野で活動する市民団体や個人を顕彰する「多摩さくら百年物語大賞」を制定しました。

※ 次回の「多摩さくら百年物語大賞」は別途決まり次第お知らせします。